Fukui Pipe Organ Project

Fukui Pipe Organ Project vol.1

今こそオルガンで世界旅    
     ドイツの風とフランスの風

~ J.S.バッハ & C.フランク 珠玉のオルガン曲 ~

  • 宮本とも子オルガンコンサート「今こそオルガンで世界旅 ドイツの風とフランスの風 ~ J.S.バッハ & C.フランク 珠玉のオルガン曲 ~」 チケット発売を開始しました。(2022/6/21)
  • ご来場者様からお預かりしました個人情報は、適切に破棄させていただきました。(2022/9/9)
宮本とも子

「なぜめぐり逢うのかを私たちはなにも知らない」

 福井と私とのご縁は18年前、ハーモニーホールふくいのオルガン設置時にお声がけいただいた時に始まりました。フェリス女学院大学の音楽学部に勤務していた私は、この「フェリス」と「福井」とのご縁が、実は、150年遡って、日下部太郎氏、グリフィス氏そしてフルベッキ氏にまで繋がっていたとは想像すらできませんでした。
 当時、福井県に巡ってきた国民文化祭のグランド・フィナーレでは中島みゆきの「糸」を廣野嗣雄先生のオルガン編曲で弾かせていただきましたが、目に見えない糸に感謝する日々です。
 「ふくい」のオルガンは、伝統的なオルガン作品はもとより、真宗宗歌の響きも、《ふるさと》の旋律も、そして芦原節も、優しく県民の心に届けてくれました。
 しかし、今、私は、J.S.バッハ最晩年の《18コラール》全曲を数回に分けて、このドイツ生まれのオルガンで弾かせていただきたい、という強い思いに駆られ、不思議な「糸」を辿りながら、自主オルガン企画を始めることにいたしました。
 私自身はバッハの作品演奏で、そしてお迎えするゲストには、それぞれが最も得意とされるレパートリーで、この大オルガンの魅力をなお一層発信したいというのがこの企画の主旨です。
 初回のゲストは早島万紀子さん。C.フランク生誕200年をご一緒にお祝いいたしましょう。
 オルガン企画を通して、皆様に「仕合わせ」を実感していただけましたら幸いです。


日時

 2022年8月27日(土) 14:00開演(13:15開場)

会場

 ハーモニーホールふくい大ホール (福井市今市町40-1-1)

入場券

 全席自由|一般:2,000円 高校生まで:500円(5歳児から入場可)

※スペースに限りがございますので、車椅子でのご入場をご希望の方はあらかじめご連絡ください。

チケット取扱い

 
チケットの販売は終了しました

<演奏曲>

※演奏順不同。曲目は予告なく変更になることがございます。
  ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
   ◆ ピエ ドルグ BWV572
   ◆ ライプチッヒ《18のコラール》より
     主イエス・キリストよ、われらを顧みて BWV655
     いざや もろびと 神に感謝せよ BWV657
     バビロンの流れのほとりに BWV653
   ◆ パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582

  セザール・フランク 生誕200年
   ◆ オルガンのための 3つのコラール
     コラール第1番 ホ長調
     コラール第2番 ロ短調
     コラール第3番 イ短調

お客様へのお願い

(感染予防対策にご協力をお願いいたします)
  • 発熱や咳などの症状や体調に不安のある方は、ご来場をお控えください。
  • 検温を実施予定です。37.5℃以上の発熱が確認された場合は入場をお断りさせていただきます。
  • 万一感染が確認された場合、保健所など公的機関からの要請により、来場者様全員の情報(お名前・お電話番号)を提出いたします。チケットの半券部分に当日ご来場になる方のお名前・お電話番号を予めご記入の上、お持ちください。
  • 会場内では適切なマスクを正しく常時着用してください。
  • 出演者への面会、楽屋のご訪問はできません。
  • プレゼントや差し入れ等はご遠慮ください。
※今後の状況により変更する場合がございます。

主催

  Fukui Pipe Organ Project 実行委員会

後援

  福井県教育委員会、公益財団法人福井県文化振興事業団、福井市、福井市教育委員会、福井新聞社
早島万紀子(ゲスト) / オルガン
Makiko Hayashima, Organ
Makiko Hayashima

東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業。1977年渡仏、フランス・オルガン界の重鎮ミシェル・シャピュイ、アンドレ・イゾワールに師事。長年にわたるフランス滞在中、教会オルガニストを務め、ヨーロッパ各地の歴史的オルガンを訪ねて研鑽を積むかたわら、演奏活動を始める。帰国後は東京藝術大学等で後進の指導にあたりながら、主にフランス・オルガン音楽の普及に力を注いできた。日本を代表するオルガニストとして、古典から現代に至る幅広いレパートリーに取り組み、その色彩感あふれる演奏は国内外で高く評価されている。1991年新宿文化センターにオルガンが設置されて以来、専属オルガニストを務めている。
現在、フェリス女学院大学音楽学部非常勤講師。

宮本とも子 / オルガン
Tomoko A. Miyamoto, Organ
Makiko Hayashima 米国ニューイングランド音楽院及び同大学院を優等で修了。オランダ政府給費生としてアムステルダム音楽院に学びソリスト・ディプロマを得る。1976年よりクラヴィコードを手元楽器として歴史的建造法に基づくオルガンで演奏・教育活動に携わる。福井県では2004年のオルガン設置に伴い、3年間、普及・教育活動を行った。2009年よりつくば市の(一財)バッハの森でドイツ・コラールの歌詞内容を学ぶ。2010年にCD「クラヴィコードの世界~秘められた音楽領域を探る~」浜松市楽器博物館コレクションシリーズ23, 2017年にCD「バッハの森からの贈り物~オルゲルビュッフライン~」、2018年にCD「Soli Deo Gloria~J.S.バッハ:クラヴィアユーブング第3巻~」をリリース。いずれもレコード芸術誌の特選盤となる。フェリス女学院大学名誉教授。